アルコール・オア・ダイ

酩酊オタクの酔いどれ雑記。基本酔っぱらいの戯れ言

【せっかく書いたからお焚き上げ的に】MOONのこと、やっぱり書いておきたいから書くね、て話

今さらなんですけど、少クラのMOONの話をします。


端的に言って、ヤバイ。
ドラムと和太鼓から始まるのもイントロに(クリエのアレンジだからか)Psycoのラインが少し残ってるのも、らんれおの謎の殺陣も、和傘で登場したやっすーが般若の面外すのも、まるっとヤバイ奴じゃないですか…!!!

これが噂のMOON!ヒエエエエ!! 刺激強すぎるよ…!←見てすぐの感想

 
私、6人時代のKAT-TUN担ですから、ご多分に漏れずMOONめっちゃ好きです。東京ドームで3回、京セラドームで2回見ました。みたいなやつです。本家は全く一貫性のないカジュアルダウンした衣裳で、とりあえず和傘は持ってみたけどさあみたいな見た目で、(セットはめちゃくちゃ遊郭っぽいていうか、豪華でしたけども)、ただただ歌唱と生身の彼らの持つ熱量とかオーラとかだけでねじ伏せてましたけど。
 
Loveは、あえてきちんとMOONの世界観を解釈して落とし込んできたなー。と思いました。
ブラホワの時も同じようなこと書いた気がするけど、曲の解釈が上手いのだと思う。それが本家とは違う解釈でも、説得力がある。まあ、MOON聞いた瞬間に、刀振り回す美少年とか、性別不明の花魁とか、容易に目に浮かぶし、それやっても許されるLove-tuneの凄味みたいなのはあった。
竿隊の並ぶ姿もめちゃくちゃカッコいい。あれ、さなぴが割とヒラヒラさせてて、美勇人さんは着流し風なのもすごい対比でかっこよかった。さなぴは破天荒に動き回る感じで、対する美勇人さんは最小限の動き。動と静、熱と冷、みたいに竿隊が対照的なのもすごくカッコよかった。
美少年剣士の顕嵐ちゃんと武闘系ながつの手合わせとかももちろん素敵だし、見どころの多い、というか、ショー要素の強いパフォーマンスができるの、Loveのすごいとこだなあ。
印象的だったのが、Cメロのところ。ひざまずくモロのあのほとんど上体の揺れないというか微動だにしない凛々しいカッコよさと、ずっとメロディラインに乗るみたいに揺れてるながつの、アップになったときの劇的な表情の変化!あれは、なんかすごかったなあ。

萩ちゃんが、あくまでクールな感じでドラムを叩いてるのもすごくいい。そして、お顔が綺麗なうえに、お歌が上手い…ドラム台の上で、あらやす侍らせてるのもどちゃくそカッコいいし、あの大サビの歌の艶っぽいことよ…ストイックで精錬で、でもどこか甘さのある萩ちゃんの声と歌詞がすごくはまってて、あの、ほんとうっとりする。
 
私、そんなにジャニの和物演出大好き!てわけじゃないんだけど、MOONは、これをやったか!ていうのと、ライブじゃなくてショー要素が強いパフォだけど、それを完全バンドでやった、ていうのと、最後のシャウトとヘドバンが効いてるなあっていうのと、楽曲の世界を作りこむこともできるっていうのが、全部Loveの強みだと改めて。
まあ、ガチャガチャしすぎ、という意見も見たので、それもそうかな、と思わないではないけど(笑)物語性がある、ていうところが好きだなと思うし、これ『も』できるってところがいいんだよなあ。